ヴィンテージテイストの小ぶりな34.5mm【独立時計師アントワーヌ・プレジウソ、新作2種】“シエナ”に夏に映える青×白が追加

2025年7月4日

独立時計師アントワーヌ・プレジウソによる、スイスのマイクロブランド“ANTOINE PREZIUSO GENEVE（アントワーヌプレジウソジュネーブ）”から新作が発売された。

今回登場したのは、同ブランドの時計の原点ともいえる“シエナ”コレクションの新色だ。ホワイトベルト仕様の2モデルがラインナップされており、共通のデザインとして、鮮やかなブルーが美しいMOP（マザー・オブ・パール）文字盤とホワイトのアリゲーターベルトのコンビネーションを採用。夏空に映えるカラーリングとなっている。

■Ref.SISSM.0405510S/CR。SS（34.5mm径）。3気圧防水。自動巻き。98万8000円

ANTOINE PREZIUSO GENEVE（アントワーヌプレジウソジュネーブ）
シエナ SISSM.0405510S/CR

“シエナ”は、1986年にアントワーヌ・プレジウソが自身の名をブランド名に冠して発表した初のコレクションだ。イタリアの古都シエナに佇む、世界で最も美しい広場と称されるカンポ広場の“マンジャの塔”の時計から着想を得て誕生した。現行コレクションは2023年に登場しており、オリジナルモデルのエッジの立ったケースとケースサイズを復刻している。

今回発売されたのは、その現行コレクションの新色である。ブルーMOP文字盤の“ステンレススチール”モデルと“ステンレススチール×ダイヤモンドベゼル”モデルに、ホワイトのアリゲーターレザーベルト仕様がそれぞれ加わった。中世的な装飾が施された時分針と優美なMOP文字盤がアイコンとなっており、エレガントなデザインがとなっている。

【画像】型違いで2モデル、“シエナ”コレクション新作のデザインを見くらべる

“アントワーヌプレジウソジュネーブ”は1981年に、類いまれなる時計製作技術を持ち、“20世紀最後のキャビノチェ”と称される独立時計師のアントワーヌ・プレジウソによって創設された。