ウォッチ製造とジュエリーという二つの分野で卓越した技術を誇るPIAGET(ピアジェ)が、“Altiplano(アルティプラノ)”コレクションの新作を発表した。
登場したのは、新色のカーキグリーンとゴールドで彩られた“アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン”と“アルティプラノ アルティメート オートマティック”の2機種となる。

■Ref.G0A50530。コバルト合金(41.5mm径)。2気圧防水。手巻き(自社製Cal.970P-UC)。1億1352万円(予価)
PIAGET(ピアジェ)
アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン
1957年に9P自社製薄型手巻ムーヴメントを搭載した初代“アルティプラノ”を発表して以来、進化を続ける同コレクション。
2020年には“アルティプラノ アルティメート コンセプト”が、GPHGで“Aiguille d’Or(金の針賞)”を受賞し、“アルティプラノ アルティメート コンセプト”は、メゾンを代表するコレクションとして存在感を高めている。
24年にリリースした“アルティプラノ アルティメート コンセプト トゥールビヨン 150周年リミテッドエディション”に続く本作は、前作同様、ケースとムーヴメントが一体化している点が特徴だ。
搭載する手巻きムーヴメント“Cal.970P-UC”のメインプレートの役割を、ケースバック自体が担うことで、超極薄の2.0mmのケース厚を実現した。
耐久性に優れたコバルト合金製ケースは41.5mm径。トゥールビヨンケースに初となる、サファイアケースバックが採用されている。
キャリバーにはサテンブラッシュとポリッシュ仕上げが施されており、同メゾンが長年に渡り“アルティプラノ”に用いてきた十字型のモチーフを、ラチェットホイールやバランスホイール、ネジのデザインをレイアウトに取り入れており、文字盤のルックスをより洗練された現代的なものにしている。
ケースバックには、ブランドのモットー“常に必要以上に良いものをつくる”と、ピアジェ創業の地であり、今もなお卓越した腕時計が作られている村の名称“ラ・コート・オ・フェ”を刻印。
新開発の“ポリッシュ・メッシュ”パターンをあしらった、カーキグリーンのカーフスキンベルトが組み合わされている。なお価格は、1億1352万円(予価)だ。
【画像】超薄型で2機種、ピアジェ“アルティプラノ”の新作のデザインを見比べる

■Ref.G0A50126。YG(41mm径)。2気圧防水。手巻き(自社製Cal.910P)。585万2000円
PIAGET(ピアジェ)
アルティプラノ アルティメート オートマティック
トゥールビヨン搭載モデルとおなじく、“ピアジェ”の薄型技術の伝統を色濃く受け継ぐ本作。自動巻きムーヴメント“Cal.910P”を搭載して、ケースの厚みはわずか4.3mmだ。今回初となる、ラグジュアリーなイエローゴールドケースが登場した。
深みのあるカーキグリーンカラーの文字盤にオープンワークを駆使することにより、小窓から覗くムーヴメントが視覚的な存在感を放つ。
カーキグリーンのブリッジと、スレートグレーとグリーンのトーンで彩られたペリフェラルローターがデザインに加わり、温かみのあるイエローゴールドのケースと時分針のアクセントカラーが、エレガントな趣きを醸し出している。
全体に調和をもたらす、文字盤と同色のアリゲーターレザーベルトが付属。価格は585万2000円となっている。
【画像】ケースの厚みはわずか4.3mm、ピアジェ“アルティプラノ”新作を別アングルで見る
【問い合わせ先】
ピアジェ コンタクトセンター
TEL.0120-73-1874
文◎Watch LIFE NEWS編集部
【そのほかのニュースもチェック!】
■3万円台も残りわずか【フラットベゼルにドーム風防】38mmに70年代デザインと2度見するほどのヴィンテージ感がたまらん!|OUTLINEニュース no.219
■人気のオールブラックなど全3種【軽量かつタフなGPSスマートウオッチ】アウトドアアドベンチャー仕様“カロス”新作
■天然石“ターコイズ”文字盤が美しい【価格破壊の“国産機械式”時計】36mmと42mmで4機種、“ザ・ニシオギ”を深掘り