Vasco(ヴァスコ)はフランス人起業家・ベンジャミン・シァンフェイユによって、2016年に設立された日本未上陸の独立系マイクロウォッチブランド。フランス南西部のボルドーを拠点としている。
ヴァスコというブランド名は、ヨーロッパ人として初めてインドに海路で到達したポルトガルの探検家ヴァスコ・ダ・ガマに由来しており、“航海”、“発見”といったスピリットを製品に落とし込んでいるのが特徴となっている。
ラインナップはすべて24時間表示の自動巻きモデルとなっており、極限環境での使用を想定し、潜水艦や宇宙など光のない環境でも視認性と機能性を損なわないデザインを備える。 今回は、ヴァスコのウオッチコレクションから、代表的な二つのモデルを紹介する。
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Vasco(ヴァスコ)
グランド・ラージ・オフショア
最初に紹介するグランド・ラージ・オフショアは、フィッシングやサーフィンなど、マリンアクティビティに最適な本格派のツールウオッチだ。潮汐、GMTタイムゾーン、コンパスなどのベゼルを選択することができる。
文字盤は24時間表示で、偶数はアラビア数字、奇数はドットで表示され、12時位置には逆三角形インデックスを配置。 針はアメリカ陸軍のミルスペック・ガイドラインに準拠した設計で高い視認性を確保している。2本のローレット加工が施された大型リューズで、クラウンガードは予期せぬ衝撃からリューズを守ることができる。
ケースは直径 39mm、厚さ13.7mmの316Lステンレススチール製。ねじ込み式リューズ、ドーム型サファイアクリスタル風防を装備し、200m防水を備える。
ムーブメントはヴァスコが改良したセイコー製の自動巻きムーブメント、Cal.NH34を搭載。キャンバスベルト、またはステンレススールブレスレット(有料)が選択可能となっており、販売価格は約8万4000円だ。
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Vasco(ヴァスコ)
オール・テレイン・オフロード
次に紹介するオール・テレイン・オフロードは、汎用性の高いトラベルウオッチだ。24時間表示の文字盤は、偶数がアラビア数字、奇数がドットで表示され、12時位置に逆三角形インデックスをレイアウト。針はアメリカ陸軍のミルスペック・ガイドラインに準拠した設計で高い視認性を確保している。
2本のローレット加工が施された大型リューズを装備し、クラウンガードが予期せぬ衝撃からリューズを守ってくれる。
316Lステンレススチール製のケースは直径 39mmで厚さ13.7mm。ねじ込み式リューズ、ドーム型サファイアクリスタル風防により200m防水を備える。
ムーブメントはヴァスコが改良を加えたセイコー製の自動巻き、Cal.NH34を搭載。キャンバスベルト、またはステンレススチールブレスレット(有料)から選択可能となっており、先に紹介した“グランド・ラージ・オフショア”と同じく、潮汐、GMTタイムゾーン、コンパスなどのベゼルを選択可能。販売価格は約8万4000円だ。
【画像】ベゼル違いで4種、“オール・テレイン・オフロード”を別アングルで見る
》Vasco(ヴァスコ)
公式サイト
https://vasco.watch/en
文◎William Hunnicutt
時計ブランド、アクセサリーブランドの輸入代理店を務めるスフィアブランディング代表。インポーターとして独自のセレクトで、ハマる人にはハマるプロダクトを日本に展開するほか、音楽をテーマにしたアパレルブランド、STEREO8のプロデューサーも務める。家ではネコのゴハン担当でもある。
https://www.instagram.com/spherebranding/
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