約1年振りにアウトラインのラインナップに今回加わったまったくの新コレクション“2レジスタークロノ・シリーズIV”。先週金曜日にクラウドファンディングのウオッチメーカーズで先行予約販売を開始し、超早割はあっという間に完売するなど大好評を得ている。
なかでもこのパンダ文字盤タイプは、筆者の予想に反して今回の一番人気。あらためてパンダ文字盤デザインの人気の高さを思い知らされた感じだ。
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さて、このパンダ文字盤だが白地に黒のインダイアルが目のまわりが黒い動物のパンダになぞらえて付けられた愛称。誰が付けたのかは定かでないが、日本だけではなく海外でもPanda Dialとして使われている。ちなみにインダイアルは白でまわりが黒の場合は、逆パンダ(Reverse Panda)と呼ぶ。
もちろん、動物のパンダを真似したわけではない。かつてクロノグラフといえば黒地に黒のインダイアルか、黒地に白いインダイアルの逆パンダ仕様が一般的だった。そこへ初めて登場したのはモーターレースが盛んとなった1960年代になってから。チェッカーフラッグのイメージから生まれたのではないかと言われている。
シンプルにしてコントラストの効いたこのデザインは、視認性もさることながら洗練された印象もあってわかりやすい。そんなことも手伝っていまや幅広い層に支持が高いデザインだ。
さて、ここに取り上げた最新作2レジスタークロノ・シリーズIVのパンダ文字盤仕様は、モーターレースが全盛期の1970年代に作られたレーシングクロノグラフから着想を得て開発。そのため立体化した太めのバーインデックスやタキメーターベゼルの目盛りも太いものを採用するなど、当時のトレンドだった主張の強いデザインを忠実に再現している。
加えてパンダ文字盤のベースカラーである白には少しアイボリーがかった色合いを採用することでヴィンテージ感を強めた仕上がりになっている点も大きな魅力だ。そのため大人っぽく落ち着いた印象でファッション的にもさりげないアイコンになるに違いない。
搭載するムーヴメントはセイコー製のメカクォーツクロノグラフ。一般的なクォーツのクロノグラフ秒針は1秒ごとに針が動くステップ運針だが、これは滑らかにスイープ運針するため機械式クロノグラフのような動きと操作感が楽しめる(動画参照)。
現在ウオッチメーカーズでは3万円台からと特別価格で先行予約販売を実施中。冒頭にも触れたように超早割は完売し、15%OFFの早割も数本となっているため気になる人は売り切れる前に早めにチェックを!
【2レジスタークロノ・シリーズIV】
写真左からRef.YK20255-1WH(パンダ)、Ref.YK20255-2BK(逆パンダ)、Ref.YK20255-3BK(ブラック)。SS(38mm径)。5気圧防水。メカクォーツ(VK64)。各4万6200円
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