ミニマルでありながら個性を備えた時計を展開している香港発祥の時計ブランド“MAVEN(マベン)”から、初の機械式コレクション“MUS+ オート”がリリースされた。
アーミースタイルをベースにしつつ現代的なアレンジを加えたデザインが特徴となっており、ブラウン、ブラック、ナチュラルと3色のベルトカラーで、4種類のモデルがラインナップされている。

■MUS+06 BROWN AUTO。SS(38mm径)。20気圧防水。自動巻き(MIYOTA Cal. 8215)。5万1000円
MAVEN(マベン)
MUS+06 BROWN AUTO
人気モデル“MUS”から象徴的なアーミースタイルのデザインを継承しつつ、よりミニマルなスタイルに仕上げたマヴェン初の機械式モデル。サンドブラスト仕上げを施した重厚なステンレススチールケースやドーム形のサファイアガラス風防、精巧な針、文字盤など、ディテールの質感を高めることで、“MUS”よりも高級な質感に仕上げられている。
【画像】小ぶりな38mmで4機種、マベン新作“MUS+ オート”のデザインを見くらべる
“MUS+ オート”は、ヴィンテージミリタリーウオッチを現代風に再解釈したデザインが特徴となっている“アーバンスカウト”シリーズの3針モデルだ。

光の反射を抑えるマットな質感の文字盤は、外周に5分刻みのレイルウエイミニッツサークルを備え、内側に視認性の高いアラビアインデックスを配置。
ミリタリースタイルの機能的で見やすいデザインだが、文字盤と統一感をもたせた丸型の日付け表示、ペンシル針など、ディテールにモダンなアクセントを加えることで、都会的で洗練されたデザインに仕上げられている。
針の先端が目盛りやインデックスに届くように計算されたデザインに注目。デザインバランスを崩さないように、日付け表示を小振りな丸型に仕立て、文字盤と同じカラーリングに仕上げているのも、こだわりのポイントだ。

サンドブラスト仕上げを施したケースはベゼルのないシンプルな構造ながら、ネジ込み式リューズとスクリューバックにより、20気圧防水を備え、水を気にすることなくデイリーユースが可能。
フロント部分を逆テーパーに仕立てたフォルムは、1980年代にアメリカ軍が採用したジェネラルパーパスウオッチを思わせる。ヴィンテージテイストを備えつつ、耐傷性を備えたドーム形サファイアクリスタルガラス風防を採用しているのも、こだわりのポイントだ。
ケースは直径38mm、ラグの先端までの上下幅が47mm、厚さが14mm。程よく存在感を主張しつつ、快適な装着感を備える。
【画像】小ぶりな38mmで20気圧防水、マベン新作“MUS+ オート”4機種を別アングルから見る
【問い合わせ先】
マべン ウォッチズ
TEL.06-6227-8573
文◎Watch LIFE NEWS編集部
【そのほかのニュースもチェック!】
■国産ブランド“セイコー”新作【限定コラボなど全5種、実機レビュー】1982年の名作“ロトコール”デザイン復刻モデル
■小ぶりな36mmと42mm【ヒスイなど天然石を採用した“価格破壊”の国産時計6選】西荻窪発のマイクロブランド“ザ・ニシオギ”新作
■150周年記念”日本限定”モデルも【10万円以下の“本格機械式時計”4選】ミヨタ製ムーヴメント搭製、米時計ブランド“BULOVA(ブローバ)”新作