1884年に創業し、現在120カ国以上で事業を展開するスイスの老舗ブランド“ビクトリノックス”は、新コレクション“SWISS ARMY(スイス アーミー)”をリリースした。
スイスアーミーが採用したマルチツールの製作でも知られ、ステンレススチール加工において100年以上の経験と実績を誇る“ビクトリノックス”。
代名詞であるマルチツールに加えてバッグなど多彩なプロダクトを展開しているが、なかでも人気を博しているのが腕時計だ。ビクトリノックスは腕時計の展開を始めてからすでに四半世紀以上の歴史を積み重ねており、その優れた金属加工技術を生かしたコレクションを展開している。

■Ref.242045。SS(42mm径)。10気圧(100m)防水。自動巻き(Cal.SW200-1)。15万8400円
Victorinox(ビクトリノックス)
スイスアーミー オートマチック
2025年の新作として登場した“SWISS ARMY オートマチック”はアクティブなシーンで活躍する同ブランドの“FIELD FORCE(フィールドフォース)”コレクションの後継モデルだ。過酷な状況に耐える品質と耐久性に加えて、機能美を兼ね備えた設計がなされている。
すべてのモデルが、ISO認証の耐衝撃性と10気圧(100ⅿ)防水を備える。ミニマルなデザインで、インデックスと針にはスーパールミノバが施され、昼夜問わず快適な視認性を確保している。
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同コレクションはオートマチック、クロノグラフ、クォーツの3シリーズで展開。すべてのモデルのデザインから設計、製造、テストまでをスイス・デレモンに構える自社工場で行っている。
3シリーズの中でも注目すべきは、“SWISS ARMYオートマチック”シリーズだ。信頼性の高いセリタ社の自動巻きムーヴメント“Cal.SW200-1”を搭載しており、オールブラックカラーでレザーブレスレットを合わせたモデルと、ブルーの文字盤とベゼルにメッシュブレスレットを合わせた2種がラインナップされている。
マットな質感の文字盤には、大型の針(3針)と立体的なデザインのインデックスを配置。12時位置に配置した“ビクトリノックス”のブランドロゴと秒針先にあしらわれた赤の配色が、デザインのアクセントになっている。いずれもシースルーバックでムーヴメントの動作を鑑賞できる。
その他、インダイアルを配置し、ステンレススチール製ベゼルにタキメーター機能を備えた“SWISS ARMY クロノグラフ”シリーズが6種、3時位置にデイデイト機能を備えた“SWISS ARMYクォーツ”が4種、ラインナップされている。クォーツモデルは、いずれもISO認定の耐磁性を備えたクウォーツムーヴメントを搭載。
なお価格は、オートマチックが14万9600円~15万8400円、クロノグラフが10万7800円~12万5400円、クォーツが8万2500円~9万1300円となっている。
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【問い合わせ先】
ビクトリノックス ジャパン
TEL.03-3796-0951
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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