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【ハイビート手巻き×ゼロハック機構搭載】ロンジンが手掛けた1970年代製のアドミラル HFの魅力に迫る

アンティーク時計専門サイト「LowBEAT Marketplace」には、日々、提携する時計ショップの最新入荷情報が更新されている。
そのなかから編集部が注目するモデルの情報をお届けしよう。


ロンジン
アドミラル HF

今回取り上げるのは、1970年代に製造されたロンジン アドミラル HFの手巻きモデルだ。
デイト表示機能を備えたシンプルなセンターセコンド3針の手巻きムーヴメントや、ブラック塗装が施されたバーインデックス、夜光塗料が塗布されたペンシル針など、非常にオーソドックスな仕上がりが魅力的な1本である。

ケースに注目すると、製造当時のヘアライン仕上げやケース各所のエッジがしっかりと残されており、裏ブタにも目立ったキズは見られない。文字盤についても、目立った腐食や変色、整備時に付いたようなキズも確認できず、非常に良好なコンディションを維持している。

70年代の時計らしい、ステンレスの塊から削り出したようなソリッド感あふれるケースデザインも、本モデルの大きな魅力と言えるだろう。

【写真の時計】ロンジン アドミラル HF。Ref.2302-3。SS(34mm径)。手巻き(Cal.6952)。1970年代製。14万8000円。取り扱い店/WatchTender銀座

【画像:エッジの効いたケース形状や文字盤の状態を見る(全6枚)

ムーヴメントには、ロンジンが手掛けたCal.6952を搭載。本ムーヴメントは安定した携帯精度を発揮する、毎時2万8800振動のハイビート機であり、文字盤に刻まれたHFの表記はHigh Frequency(高振動)の略で、本モデルに搭載されるムーヴメントが高振動であることを意味している。

また本ムーヴメントの特徴として、リューズを引くと秒針が12時位置まで進みストップする、"ゼロ・ハック機能"を備えている点が挙げられる。通常のハック機能とは異なり、時報などに合わせて正確に時刻を調整できる、実用性の高い設計を備えている。

加えて、スピロフィンと呼ばれる、トリオビス緩急針のような微動緩急針を採用しており、細かな歩度調整が可能な点も、高精度化を意識していた本モデルならではの特徴と言える。

アンティークのロンジンと言えば、20〜60年代頃の黄金期に数多くの名作が誕生したことで知られるが、60年代後半から70年代にかけて製造されたモデルにも、魅力的な時計が数多く存在している。比較的実用的なコンディションを維持した個体も多く、デイリーユースしやすい点も70年代アンティークウオッチの魅力だ。ぜひ注目してみてほしい。

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文◎LowBEAT編集部/画像◎WatchTender銀座

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