ウオッチライフニュースを運営するシーズ・ファクトリーの主催で、11月7日(土)に開催する時計販売イベント“TOKYO WATCH WOW!!”。国内外から60社以上のマイクロブランドが集結し、会場で実機を見て購入できるのが最大の特徴だ。
この連載企画では、“TOKYO WATCH WOW!!”に出展するブランドを、編集部のイチオシモデルとともに紹介していく。今回クローズアップするのは、日本初上陸ブランド“AndoAndoAndo(アンドウアンドウアンドウ)”だ。

フィンランドの首都ヘルシンキを拠点とするAndoAndoAndo(アンドウアンドウアンドウ)は、日本人のデザイナー、安藤悠氏によって2020年に設立されたブランドだ。
大学時代に環境デザインを専攻した安藤氏は、日本とフィンランドの両国でデザイン関連のプロジェクトに携わった後、自身の時計をデザイン・製作したいという思いからデビューモデル“A-1 オートマチック・ウオッチ”のラフデザインを19年に作成。このデザインスケッチから、プロトタイプを製作してデザインのアップデートさせていった。
20年、安藤氏は自身の会社“アンドウアンドウアンドウ”を創設し、ファーストコレクションでありA-1 オートマチック・ウオッチの生産を開始。 デビューモデル以降も意欲的に新作をいくつも発表し、そのラインアップはますます拡大している。

■SS(36×41mmサイズ)。5気圧防水。自動巻き(ミヨタ9039)。8万1600円(参考価格)/photo taken by Leppen Watches
AndoAndoAndo(アンドウアンドウアンドウ)
ヴァイナル・レコード・ オートマティックウォッチ クラシック
音楽好きの間では伝説とされるテクニクス(パナソニック)のターンテーブルSL-1200からデザインのインスピレーションを得たモデル。時間は時計中央のレコードレーベル型回転ディスク(ディスク上の“A”の文字で判断)、分はトーンアーム型の針が示している。
【画像8枚】リアルな“レコード文字盤”を拡大、“ヴァイナル・レコード・ウォッチ”を別アングルで見る
“ヴァイナル・レコード・ オートマティックウォッチ クラシック”というモデル名が示すように、モチーフとなったのはレコード。音楽好きの間では伝説とされるテクニクス(パナソニック)のターンテーブルSL-1200からデザインのインスピレーションを得ている。
1972年に登場したこのターンテーブルは、DJが求める多くの機能を備えていた(例えば、強力なトルクと安定した回転により、ビートマッチングやキューイングが容易かつ迅速に行えたほか、ピッチ調整ダイヤルを用いてBPMをコントロールすることができた)。
72年のデビュー以来、幾度かのバージョンアップを経て、現在に至るまで世界中のDJのスタンダード・ターンテーブルとして愛用されているのだ。

photo taken by Leppen Watches
そして、このモデルの最大の特徴が、ユニークなの時間の表示方法である。一見、時刻をどのように読むのだろうと考える読者もいるかと思うが、時間は時計中央のレコードレーベル型回転ディスク(ディスク上の“A”の文字で判断)、分はレコードプレーヤーのトーンアーム型の針が示している。例えば、上の画像に表示されている時刻は、およそ10時10分となる。
時針(Hour)
“A”のロゴが入ったレコード盤の中央にあるレーベル部分が時針ディスクになっており、“A”の先端で時間を指し示す。
分針(Minute)
レコードプレイヤーの“トーンアーム”が分針だ。まっすぐ伸びておらず、目盛りを直接指しているわけではないが、ざっくりと自分なりの読み解き方ができる。
秒針(Second)
中央のディスクがセンター秒針ディスクの役割となる。“文字が水平になった瞬間を0秒とする”など、こちらも多様な解釈で読み取ることができる。
ケースサイズは41mmで、厚さ10.7mm。ステンレススチール製で、サファイアクリスタル風防を装備して5気圧防水を確保。ムーヴメントはシチズン傘下のムーヴメントメーカー、MIYOTA社のプレミアム機に位置付けられているCal.9039を搭載。毎時2万8800振動で、精度は日差-10〜+30秒と、日常使いの機械として申し分ないスペックを備えている。
【“TOKYO WATCH WOW!!”とは】
海外の未上陸ブランドから、世界が注目する国産ブランドまで、マイクロブランドと独立系ブランドが60社以上集結する“時計販売”イベント。現在、スペシャルグッズがセットになったお得な前売りチケットが発売中だ。
公式サイト:https://watch-wow.tokyo/
一部のブランドはイベント限定モデルの販売も実施予定。随時情報を公開していくので、特設サイトをぜひチェックしていただきたい。
文◎船平卓馬(Watch LIFE NEWS編集部)
【そのほかのニュースもチェック!】
■グランドセイコーが快挙!2026年度グッドデザイン・ベスト100を受賞したダイバーズウオッチとは
■セイコー/TMI製メカクォーツ搭載の5万円台も【国産ブランド】コスパ最強クロノグラフ|性別の垣根を超える腕時計 No.073

