スイス・ジュネーブに本拠を置く時計ブランド“RAYMOND WEIL(レイモンド ウェイル)”が、“ミレジム 35 スモールセコンド”から新作4モデルを、2025年9月10日に発売する。
シルバー、アンスラサイト、サーモンピンク、クリームと4種の文字盤バリエーションを展開し、最新作はすべてブレスレット仕様となっている。

■Ref.2130-ST-80001。SS(35mm径)。5気圧防水。自動巻き(Cal.RW4250/SW260-1)。36万3000円
RAYMOND WEIL(レイモンド・ウェイル)
ミレジム 35 スモールセコンド
2023年11月に開催されたジュネーブ・ウオッチメイキング・グランプリ(GPHG)で、チャレンジウォッチ賞を受賞した“ミレジム”。
1930年代に流行した美術様式アール・デコからインスパイアされたアイコニックなセクターダイアル、ミニッツトラックに沿って先端を曲げた分針など、時計愛好家の琴線に触れる意匠で構成された、同ブランドのフラッグシップコレクションだ。
1930年代で主流だった小径モデルを彷彿とさせる35mmサイズのケースを採用した最新作は、夏はもちろんのこと、オールシーズンで快適に装着できる5連のステンレススチールブレスレットを採用。
バリエーションはメタルブレスと同系色の“シルバー”のほか、“アンスラサイト”、“サーモンピンク”、“クリーム”と、いま腕時計でも定番となっているニュアンスカラーが揃い、控えめで落ち着きのあるカラーラインナップである点もポイントだ。
現在、世界的なトレンドのクワイエットラグジュアリーとマッチするデザインで、アクセサリーのように取り入れても手元で映える。
【画像】型違いで全4機種、“ミレジム 35 スモールセコンド”新作のデザインを見比べる
ケースとラグ側面、ベゼルにはヘアライン仕上げ、ラグ上面とベゼルの面取り部分にはポリッシュ仕上げを施し、2種類の仕上げを使い分けることで立体感を表現。ベゼルは丁寧に面取りすることで、ケースを実寸よりもさらに薄く見せる効果をもたらした。
ヴィンテージテイストを感じさせる長く伸びたラグは、尖端を丸く仕上げてケースバック側に大きく曲げることで装着感を向上させている。
また、美しいボックス型の風防にも注目だ。硬度の高いサファイアクリスタルを切削して造形されており、往年のプラスチック風防を想起させるデザインが、小径仕様の“ネオ・ヴィンテージ”スタイルを際立たせている。
ムーヴメントには、信頼性の高いセリタ社製をベースにした自動巻き“Cal.RW4250/SW260-1”を搭載。毎時2万8800振動、約41時間のパワーリザーブを備える。
ケース同様に2種類の仕上げを施した5連ブレスはコマが小さいため、着用すると手首の形にフィットし、快適な着け心地を実現。バックル部には“レイモンド ウェイル”のモノグラムが刻印されている。
価格は、ステンレススチールブレスレット仕様の3モデル(シルバー、アンスラサイト、サーモンピンク)が36万3000円、ステンレススチールのケースとブレスにローズゴールドのPVDコーティングを施し、ラグにラボグロウンダイヤモンド16石をセットした“クリーム”モデルが45万1000円となっている。
【画像】全4種、“ミレジム 35 スモールセコンド”コレクション新作を別アングルで見る
【問い合わせ先】
ジーエムインターナショナル
Tel.03-5828-9080
文◎Watch LIFE NEWS編集部
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