LowBEAT magazine

【コレクションは1000本以上!?】雑食系愛好家に聞いた、ビギナーが最初に選ぶべきアンティーク時計

アンティークウオッチを初めて購入する場合、何を基準に選べば良いのかわからないことも多いだろう。 ここでは、アンティーク時計愛好家に取材を敢行し、ユーザー目線で挙げてもらった“アンティークウオッチを購入する際に気をつけるべきポイント”をまとめているため、ぜひ購入の際に参考としてほしい。


 

「安心なのは定番。そのなかでどこに楽しみを見出すのか」

ここでは“ユーザー視点”からの意見として、アンティークの魅力にどっぷりとはまった愛好家のS氏に取材を敢行。まずはアンティークウオッチの魅力や楽しみ方をうかがってみた。

「クロノグラフだったらクロノグラフ、ダイバーズだったらダイバーズというように、ひとつの道を極めるタイプの愛好家さんも多いですが、私の場合、どちらかといえば雑食系ですね(笑)。自分が気に入った時計であればブランドやジャンルを問わずに購入しています。
時計そのものに魅力を感じるのはもちろんなのですが、その時計にまつわるヒストリーやバックボーンなどにも引かれることが多くて。例えば、ムーンウオッチとして有名なオメガのスピードマスターだったり、リンドバークのアイディアから生まれたロンジンのアワーアングルウオッチだったりですね。こうした歴史的なモデルは、いまに受け継がれていることも多く、復刻版も出たりしているのですが、たとえデザインが忠実に再現されていたとしても、どうしても当時のモデルがまとっている“本物のオーラ”みたいなものは、いまの時計では感じられないんですよね。そこがアンティークウオッチが好きな一番の理由です。ただ一方で“著名な誰々さんが愛用していた時計”なんかも好きなので、少しミーハー気質なところもあるんだと思います」(愛好家/S氏)

ストーリー性やバックボーンに引かれる時計好きは多いが、S氏はさらにそこに“本物感”を求めてアンティークに傾倒した愛好家だ。もっとも、こうしたヒストリカルなモデルは、市場人気も高く、相場は決して安くないため、初心者にはなかなかハードルが高い。そこで、改めて様々なアンティークを手にしてきたS氏に、“初心者が最初に選ぶべきアンティーク時計は何か”と尋ねてみた。

「人によって好みが違いますから、一概に“コレ”とは言えないのですが、やはり“定番”と呼ばれるモデルであれば間違いはないと思います。例えばロレックスのデイトジャストでも、オメガのコンステレーションでもよくて。“定番”ってひと言でいいますけど、そう周囲に認知されるまでには、十分な実績と信頼を多くの人から得なければなりません。定番はロングセラーとも言い換えることができると思うのですが、これはつまり“安定して売れ続けた製品”ということであり、多くの人に認められた時計であることの証明です。
当時の腕時計は、いまの感覚よりもずっと高価なモノだったはずなので、買うほうも“精度は安定しているのか”、“信頼できる時計なのか”ってところは、いまの人よりもずっとシビアに判断していたと思うんですよ。そんななかで選ばれてきた時計なので、それだけでも安心感があるというか。だからといって、古いものですので現行のような性能を期待してはいけないのですが、普段使いとして十分に使えるモデルが多いことは事実ですね。実際、私を含めて多くの愛好家の人で、普段使いとして定番系を愛用している人はたくさんいます。やっぱり定番ってすごいんですよ(笑)」

S氏の見解に付け加えるなら、定番は信頼性はもちろん、価格的にもハードルが低いものが多く、またメンテナンスという点でのメリットも大きいため、非常におすすめだ。

 

【オリジナル記事は、LowBEAT公式サイトでお読みいただけます】

※本記事はLowBEAT公式サイトに掲載されている会員限定記事から抜粋したものです。
続きを読むには、同サイトでの会員登録が必要となります。

 

文◎LowBEAT編集部

 

-LowBEAT magazine
-,

PHP Code Snippets Powered By : XYZScripts.com