先週より、人気上昇中の国産マイクロブランドの狙い目モデルを時計ジャンル別にクローズアップしている当連載。初回の記事ではシンプル3針モデルを取り上げたが、今回のテーマは高い防水性と力強いデザインが魅力の“ダイバーズウオッチ”。各モデルのブランド概要と合わせて紹介していこう。
【実機写真10枚ほか】国産マイクロブランドの狙い目ダイバーズウオッチを一挙に見る
【注目の国産マイクロブランド①】
JIOS(ジオス)
古代から水時計などを生み出し、時計と密接な関係がある都市として知られる滋賀県大津市・石山で2022年に誕生(ブランド名は“Japan,Ishiyama Otsu Shiga”に由来)。質の高い日本のクラフツマンシップを世界に発信すべく、手頃な価格でメイドインジャパンにこだわった時計を生み出している。

■SS(40mm径)。200m防水。自動巻き(Cal.NH34)。5万5000円
◎狙い目ダイバーズモデル
「GMTダイバーズ104(びわ湖ブルー)」
5万円台という価格ながら、200m防水に夜光塗料付きのアプライドインデックス、GMT機能付きの日本製ムーヴメントを搭載。写真の“びわ湖ブルー”のほか、びわ湖 霞、ビワマスといった上品かつ日本的なニュアンスカラーのバリエーションも魅力。
【問い合わせ先】
VALORE(バローレ)
info@jios-jp.com
【注目の国産マイクロブランド②】
RENAUTUS(ルノータス)
2016年に時計ケースのOEMなどを手掛ける金属加工メーカーが立ち上げたブランド。ユーザー自身が針、ケース、文字盤、ベルトなどのパーツを好みに合わせて組み合わせる“オーダーシステム制”を展開。時代や流行が変わっても、パーツを変えながら愛用し続けてほしいという思いが込められている。

■SS(45mm径)。20気圧防水。自動巻き(Cal.8215)。10万2300円〜
◎狙い目ダイバーズモデル
「アクアオーシャン45 メテオライト・リミテッド」
希少なメテオライトを表面処理によって発色を施し、模様の輪郭を視認しやすくした文字盤が特徴の注目作。ケース素材やベルト素材の選択はもちろん、アルミニウム素材の逆回転防止ベゼルや秒針、裏ブタ刻印まで選択でき、ユーザー好みの1本に仕上げられる。
【問い合わせ先】
ルノータス
TEL.0743-83-0477
【注目の国産マイクロブランド③】
KUOE(クオ)
2020年に京都で誕生、いまや国産マイクロシーンを牽引するブランド。アンティークウオッチを手軽に楽しめることをコンセプトに、自社で企画・生産・販売まですべてを管理。日本製ムーヴメント搭載、組み立ても日本で行いながら、価格以上の質感のモデルを手の届く価格帯で展開している。

■SS(38mm径)。20気圧防水。自動巻き(Cal.9039)。11万9000円
◎狙い目ダイバーズモデル
「ソンブレロ 90-011(サーモンピンク)」
1950年代後半〜60年代の通称コンプレッサーダイバーをモチーフに、文字盤外周にインナーベゼルを備えた意欲作。アンティーク感の高い落ち着いたトーンとリネンテクスチャーで渋い雰囲気を醸す。国産ムーヴメントの最高峰として名高いミヨタ製のCal.9039を搭載。
【実機写真】ドレッシーな上品さを醸すリネン文字盤を拡大して見る
【問い合わせ先】
クオ グローバル
info@kuoe-jp.com
破格の5万円台という圧倒的コストパフォーマンスのモデルから、希少素材や高い質感を備えたモデルまで、注目のダイバーズウオッチ3作を厳選した。次週は、腕時計の花形ジャンル・クロノグラフの狙い目を紹介する。
著者profile◎市村 信太郎
【「性別の垣根を超える腕時計」過去記事】
■「10万円アンダーで、この作り込み!?」【国産マイクロブランド】まずは手に入れたい“至高のシンプル3針”|性別の垣根を超える腕時計 No.071
■「洒落た大人の正解は、こっち。」小ぶりロレックスを選ぶなら、ヴィンテージが面白すぎる!|性別の垣根を超える腕時計 No.070
■「結局、大人の最適解はどっち?」【新型Apple Watch vs ロレックス】現代の二大巨頭を4つの観点で徹底比較!|性別の垣根を超える腕時計 No.069

